1月4日に韓国国防省が発表したところによれば、年内に「特殊任務旅団」なる部隊を創設するという。
この「特殊任務旅団」の使命は、ずばり北朝鮮の金正恩朝鮮労働党委員長の「除去」だという。
つまり、北朝鮮の核兵器による攻撃を防ぐために、同部隊は平壌に潜入し、核兵器の発射を命じる金正恩をはじめとする指導部を排除することが任務だ。
「除去」とや「排除」という言葉では回りくどいが、早い話暗殺であろう。
これは韓国軍が核兵器を保有している北朝鮮に対して、強い危機感を持っていることの表れとなる。
同時に韓国国防省は自他朝鮮からのサイバー攻撃にも対応するため、各軍に「サイバー防護センター」を設立することも発表した。
また、米軍の高高度防衛ミサイル(THAAD)の配備も、反発している中国に韓国の説明をしながら、勧めるという。
本来秘密行動をとるであろう「特殊任務旅団」の創設を発表したことで、北朝鮮に対するメッセージを発したというところだろうか。
金正恩よ、震えて眠るがいい――と言いたいところだろうか。
【参考】
【北朝鮮】金正恩の「除去」部隊創設へ 韓国国防省が発表 - 産経ニュース
韓国、金正恩氏狙う特殊部隊 年内の早期に編成 :日本経済新聞