2016年12月27日

新品よりも中古のデニムの人気が高い! 漁師がはいたデニムの価格が倍に?

全く人というのはおかしなもので、「それが味があっていいんだよ」と誰かに言われると、そう思ってしまうのだろうか。

広島県尾道市で取り込まれている「尾道デニムプロジェクト」では、2万2千円の新品デニムを、わざわざ漁師に1年間はいてもらい、痛んだところで回収してなんと4万2千円で売っている。

この企画を立てたのは、町おこしを手がける「ディスカバーリンクせとうち」という会社だ。

新品のデニムを仕入れて、漁師や農家、大工、左官、カフェの店員、ラーメン店員、保育士、そして大学教授や住職など、様々な職業の人たちに無料で1年間はいてもらうのだ。

そしてほどよく痛んだところで回収し、高値で販売する。

購入者はその背景をわかった上で購入するのだから全く問題は無い。

具体的には様々な職業の人たちに2本ずつのデニムを無料で1年間提供し、1週ごとに1本をはいてもらいながら、毎週回収して洗濯して再びはいてもらうということを繰り返すのだそうだ。

そうすると、職業ごとに癖のある痛みが出てくる。

たとえば漁師なら、潮や紫外線を浴び続けた痛み方、大工であれば常に道具が当たって擦れる痛み方などだ。

やがてはいた人ごとの痛みが生じ、味わい深い(私などにはわからない)一点物のデニムが仕上がるというわけだ。

そしてこれが当たった。

国内外から客が来て、それらの痛んだデニムを高額で買いにくるのだという。

確かにデニムの味わいとは、履き古した痛み具合に出るものではあるが、自分が履き古せばよさそうなものだと思う。

しかし、他人が履き古してできたデニムに魅力を感じ、より高い値段で買う人たちがいるのだと考えた企画者には感心した。


【参考】
漁師が1年はいたデニム、価格2倍に… 人気の秘密は?:朝日新聞デジタル

地域との交流が生む唯一無二のデニム「ONOMICHI DENIM」 - 男のブランド館 - 朝日新聞デジタル&M
posted by しげぞう at 13:26| Comment(0) | TrackBack(0) | ニュース | このブログの読者になる | 更新情報をチェックする
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