2017年01月31日

そうだ、メキシコ国境の壁の建設費は、麻薬代から徴収しよう

矢継ぎ早に大統領令に署名している米トランプ大統領だが、メキシコとの国境に壁を建設する大統領令にも1月25日には署名した。

しかし、当然だがメキシコに負担させるという工事費について、メキシコ政府が、はい分かりました、と言うはずがない。それどころか激怒している。

なにしろ壁の建設費は120億〜150億ドル(約1兆3600億円〜1兆7000億円)かかると試算されているのだ。

そう簡単に負担できる金額では無い。

さて、どうするのか。

そこで米政府高官から、新たな提案が出された。

なんと、壁の建設費を麻薬カルテルに負担させようじゃないか、という案だ。

これに対し、メキシコ側は歓迎している。

麻薬カルテル案に言及したのはラインス・プリーバス大統領首席補佐官だ。

彼は、29日に出演したCBSの報道番組で、壁の建設費をどこから引き出すかはまだ結論は出ていないとして、いくつかの案を紹介した中で、「麻薬カルテルに負担させる可能性」もあると語った。

これに対してメキシコのルイス・ビデガライ外相は、壁の費用の当てがとして「メキシコ以外に言及された」として歓迎している。

しかし、本当に壁ができたら、新たな観光スポットとなることは間違いない。

日本なら、「トランプの壁せんべい」とか売り出しそうだ。


【参考】
国境の壁、費用は麻薬組織が負担? 米高官発言をメキシコ歓迎
posted by しげぞう at 15:30| Comment(0) | TrackBack(0) | ニュース | このブログの読者になる | 更新情報をチェックする
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