12月30日、米アイダホ州北部のヘイデンの大手スーパー「ウォルマート」でのこと。
29歳の母親が、2歳の息子が誤射した銃に撃たれて死亡するという事故が起きた。
母親は4人の子供を連れて買い物をしている最中だった。一人の男児はショッピングカートに乗せられていたが、その子は母親の鞄の中にあった拳銃を握りしめてしまったらしい。
この銃は母親が合法的に所持していたものだった。不幸なことに、男児はその銃の引き金を引いてしまったようだ。
発砲した銃の弾丸は、母親を死亡させてしまった。この様子は防犯カメラにも捉えられていた。
米国では今年の4月にもペンシルベニア州フィラデルフィアで、やはり2歳の男児が銃を誤射し、11歳の姉を死亡させるという事故が起きていた。
また11月には、3歳の男児が銃を誤射して自分の顔に重症を負っている。
今回の事故が起きたヘイデンでは、銃を所持する権利を主張する共和党が優勢な地域だ。
また、アイダホ州では今年の初めに、大学構内での銃携帯が認められる法案が議会で可決されている。