11月5日午前10時半頃、栃木県那珂川町富山の林道脇の斜面で、小型犬27匹の死体が発見された。発見したのは県動物愛護指導センターの職員等。
栃木県では先月の31日にも宇都宮市の鬼怒川河川敷で約40匹の小型犬の死体が発見されたばかりだ。
栃木県警は死因を調べると共に廃棄物処理法違反の疑いで捜査をしている。また、31日の死体との関係も調べている。
那珂川署によれば、発見された死体はミニチュアダックスフント10匹、トイプードル4匹、チワワ2匹、コッカースパニエル1匹、パグ1匹などだという。
死体にはいずれも外傷は無く、死後数日経っていると考えられて居る。首輪も付けていなかったが、1匹だけ赤い服を着ていたという。
今回の発見のきっかけは、前日の4日に近所の住民から「野犬がうるさい」との通報が町住民生活課にされたことだった。
そこで職員等が翌日に調べたところ、犬の死体が発見されたため、警察に通報したのだ。死体ばかりでは無く、まだ生きている小型犬も5匹見つかっているが、いずれも県動物愛護指導センターに保護された。
以下の動画は、10月31日に宇都宮市芦沼町の鬼怒川の川岸で犬の死体が見つかった事件の報道。