2014年09月29日

今度はスペインのカタルーニャ州が独立の住民投票へ

9月27日、スペイン北東部カタルーニャ自治州のマス州首相が、同州の独立の是非を問う住民投票を実施する法令に署名した。住民投票の予定は年内の11月9日としている。

これに対し、中央政府は違憲行為であるとして憲法裁判所に提訴し、住民投票を阻止する構えだ。つまりスペインの17自治州が一方的に独立するという権利は憲法上付与されてはいない、という主張だ。

憲法裁判所が中央政府の提訴を受理すれば、住民投票は差し止めされる可能性がある。

カタルーニャ自治州のスペインからの独立を求めて行進する人々.jpg

このカタルーニャ州の独立運動は、先のスコットランドで行われた住民投票に影響を受けていると考えられる。

もっとも世論調査に依れば、独立の支持票は大多数に満たないであろうという結果も出ているという。

スコットランドも同様だったが、カタルーニャ州もスペインの国内総生産の20%も占めるという経済力を持っている。そのため税収配分に対して不満を持っている住民が多いのだ。

逆に言えば、中央政府としては、独立させるわけにはいかない。

また、スペインという国家としては弱点になるが、カタルーニャ州には独自の言語や文化を誇っているため、独立の機運が高まりやすい。

バルセロナの広場には、住民投票の決定を祝う市民が大勢集まった。彼らは政府の反対など押し切ってでも住民投票を決行すべきだと主張している。





posted by しげぞう at 10:43| Comment(0) | TrackBack(0) | ニュース | このブログの読者になる | 更新情報をチェックする